ナルコレプシー

眠気に悩んだら病院へ。私がナルコレプシーと診断された時の話

こんにちは!OLのももよです。

今日はナルコレプシーと診断されたときの話をします。

ナルコレプシーと診断された話

そもそもナルコレプシーとは?

夜中、十分に睡眠を取っているにも関わらず、日中に異常な眠気に悩まされる病気です。自分の気持ちではどうにもできないような、強い眠気に襲われます。

普通だったら寝ないような場面、例えば会議中や接客中でも寝てしまうので、他の人からは怠けてるだとか、やる気がないと思われがちです。

異常な眠気に気が付いたのは18のとき

私は18で自衛隊に入りました。いわゆる女性自衛官でした。

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日中の異常な眠気に気がついたのは自衛官だった時です。

規則正しい生活をしているにも関わらず、座学の教育は大抵眠くなるし、現場で仕事していてもふと間が空いた時に寝てしまうことがありました。

あるときは工具を持ったまま寝落ちして、またあるときは人が乗ってる脚立をおさえたまま寝落ちして。

ただ、現場仕事がメインの職種だったため、体を動かすことが多く、症状が出る頻度は今ほどはひどくなかったです。

夜ちゃんと寝ていても時々そういう異様な眠気に襲われることはよくわかっていたので、日勤の時はなるべく昼休みに仮眠を取り、夜勤の時も休める時はしっかり休むように工夫はしていました。

それでも居眠りがゼロにはなりませんでした。居眠りで怒られることはよくあったので、どうしてこんなにも眠くなるのだろう…と自己嫌悪に陥ることもありました。

私は丸3年勤めて転職したのですが、幸い自衛隊生活3年間で事故を起こすようなことはありませんでした。

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出典:ぱくたそ

(※ナルコレプシーの発症時期は10代前半が多いようです。確かに私も中学・高校時代は授業中寝てばかりでしたが、夜更かしをしたり、放課後は遅くまでバイトだったりしたので、眠くなって当たり前だと思っていました

病気かもしれない、と思ったのは転職してから

22才になる年のことです。私は民間企業に転職しました。3年間の自衛隊生活とは打って変わって、デスクワークが中心の仕事です。デスクワークに切り替わってから、日中の異常な眠気が今まで以上にあからさまに出るようになりました。

体動かさない分、余計眠くなっちゃうみたいです。

会議中でも眠い、取引先の人の前でも眠い、デスクワークをしていても眠い。研修の時なんかはあえて一番前の席に座ったりしたのですが、それでも眠くなりました。

そんな生活をしばらく続けて、これは流石におかしい、と思うようになりました。

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ある日、ふと「仕事中 眠い」と検索してみました。そこで見つけたのが、「ナルコレプシー」という聞き慣れない単語でした。

日中、場所や状況を選ばず眠くなる病気。私はドキッとしました。

だって、会議中でも寝てしまう。商談中でも寝てしまう。パソコンのキーボードを叩いていたって寝落ちすることがある。まさに自分ことだと思ったんですよ。

睡眠外来のある病院を受診

自分がナルコレプシーだろうとはなんとなく思ったものの、病気だという実感がなく、病院にかかるのはしばらく後回しにしました。病院行くのってお金かかるし、時間もかかるし。

しかし、あるときついに上司から注意を受けました。注意の内容は当然「勤務中の居眠り」です。

このままじゃまずい。

そこでようやくなるこ会のホームページに載っていた睡眠外来にかかりました。

私は自分が怠け者だと信じていたので、相変わらず毎日自分を責めていました。そんな毎日を4年近くも過ごしていたので、正直いい加減楽になりたかった、というのもあります。

病院で検査を受けた

初めて病院にかかった日、先生に聞かれたのは症状のこと。

私が感じていた大きな症状は、

①日中の異常な眠気

②笑うとろれつがまわらなくなること

の二点です。

①の眠気はともかく、②は一体睡眠障害になんの関係があるんだ?と思われるかもしれません。これは脱力発作といって、ナルコレプシーの患者によく現れる症状のひとつなんだそうです。

結構昔からコンプレックスではありました。どうして笑うと呂律が回らなくなるのかはわからなかったけれど、まさか病気だとは思ってませんでした。

こんなことが病気の症状のひとつだとは思っていなかったので、病院の診察で「笑った時に力が抜けない?」と言われて驚いたのをよく覚えています。

診察の結果、お医者さんはやはりナルコレプシーが濃厚だろうといいました。後日、日を改めて検査をしようということになり、その日は家に帰りました。

私が受けることになったのは、MSLT(睡眠潜時反復検査)という検査です。

MSLTとは、脳波を使って日中どれだけ眠くなるかを調べる検査のこと。

脳波室という暗くてベットしかない部屋で、どれだけの速さで眠りに落ちるかを調べます。もちろん脳波室というだけあって、頭や腕に無数の電極をつけて検査を行います。検査を受けるのは、9時、11時、13時、15時、17時の5回。長丁場なので結構疲れます。待合室で待ってる時が一番眠い気もします。

正式にナルコレプシーと診断される

その後正式にナルコレプシーと診断され、薬を飲んで生活するようになりました。私が服用してるのは、モディオダールという薬です。

これはナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群といった睡眠障害にしか処方されていないみたいですね。

モダフィニル(モディオダール錠100mg 等)

ナルコレプシーの私が服用している薬です。

2018/01/07 19:50

副作用がきつい、とよく言われる薬だけれど、今の私にはなくてはならない薬です。

薬ですから、飲んでて思うところもあるのですが、これのおかげで日常生活ができてると思います。飲み合わせできない薬もあるから、処方されることになったら注意してくださいね。

おかしい、と思ったら病院へ

私はおかしいと思ってから病院にいくまで、4年ちかくもかかってしまいました。その4年間で、辛い思いをたくさんしました。だって仕事中に、寝不足でもないのに何回も寝落ちするなんて異常ですもん。

調べてみると、ナルコレプシーは10代での発症が多いようです。だから、授業中やたら眠くて成績が落ちたとか、よく注意されるとか、そういうことで悩んでいる子がいたら是非お医者さんにかかってみてほしいし、保護者の方も是非連れて行ってあげてほしいです。

(確かに私も高校時代は寝てばかりだったかも…)

この病気の人が、すこしでも生きやすい社会になるよう願うばかりです。

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