“好き”の生き方

元女性自衛官の雑記になっちゃったブログ

ただの女子高生だった私が自衛官になった理由

f:id:momoyo-haraguchi:20180125190759j:plain

原口ももよです。


高校時代、私の夢は女子大生でした。髪を茶色く染めて、可愛い服を着て都内の大学に通うのが夢でした。田舎者らしいふざけた夢だとは思いますが、当時は特にやりたいことがなかったんです。


高校3年生になって、そんな理由で大学行ったら将来奨学金返すの大変だろうな〜と思うようになりました。なので就職することにしたんですが、ほぼほぼみんな進学する普通科高校に進んでしまったため、就職するにもどうしていいかわかりませんでした。


そこでわたしは自衛官になることにしました。どうしてそうなったかを話してみたいと思います。

何故ももよは自衛官になったか

弟が弁当を忘れたから

弟が弁当を忘れたら、私が自衛官になることになりました。


いきなり意味がわからないと思うので詳しく説明します。


「当時高校1年生だった弟」が、学校にいくときに弁当を忘れました。たまたま家にいた「私の父」が、それを届けにいきました。


弟の学校の通学路には自衛隊の広報室があり、広報官と呼ばれる自衛官が常駐しています。(通称人さらい)


何を思ったのか、父はその中に入り、なぜか娘である私の名前と連絡先を書いて帰って来ました。


f:id:momoyo-haraguchi:20180125194558j:plain:w500


我ながらむちゃくちゃな親だと思います。今でも意味がわかりません。

広報官は家までやってくる

連絡先を教えたら最後、広報官は家まで説明にやってきます。


f:id:momoyo-haraguchi:20180125200704j:plain:w500


流石に人んちに制服とか迷彩服来てくることはなく、こんな感じでスーツ着て一般人に擬態してやってきます。


私はとにかくビビりました。まさか家にまで来るとは思わなかったからです。


「受験するかどうかは基地見学と説明会来てから考えればいいよ」と言われたので、とりあえず返事は保留にしました。


見学行ったら自衛官になりたくなった


基地見学行ってすぐ、自衛隊を受けることにしました。


「あ、カッコイイ」と思ったからです。


f:id:momoyo-haraguchi:20180125190759j:plain:w500


陸海空、一通り全部見せてもらって、それぞれの自衛官にお話を聞かせていただきました。


陸上自衛隊の富士総合火力演習にも連れて行ってもらいました。


かの有名な自衛隊音楽まつりも行かせてもらいました。


どれもめちゃくちゃかっこよかったです。


全部見終わった頃には「可愛い服着て大学に通う夢」はどっか行ってました。迷彩服着た自衛官のほうがよっぽどかっこよく見えました。


あと衣食住保証されているから。「実家から出る」が人生最大のミッションだと思っていたので、営内生活ができると聞いて飛びつきましたね。


入隊することになったきっかけは弟の弁当事案でしたが、最終的に入隊したのは自分の意志です。

ひとつだけ問題があった

私はスポーツをしたことがありません。もともと体育会系の人間ではなく、文化部どころか部活してないちゃらんぽらんした人間でした。


体育の3キロ測定なんてそもそも走りきれなくて、最後歩くくらい。


もやしみたいな体型だったので「絶対ついていけないからやめろ」と学校の先生に止められたくらいです。


流石に不安になって広報官に相談したのですが、大丈夫だと言われたので「まあ大丈夫なんだろう」くらいに思ってとりあえず入ることにしました。
f:id:momoyo-haraguchi:20180125195929j:plain:w500

入隊してみたら当然周りはスポーツ経験者ばっかりでした。このハンデだけはどうにもなりません。だから逆に焦りを感じて頑張れましたね。みんなありがとう。


勉強苦手だったけど、入隊試験はとりあえずなんとかなりました。迷彩本と広報官の熱心なご指導のおかげだと思います。

どんな自衛官だったか

普通の女性自衛官だったと思います。


強いて言うなら、同室の人に「寝てるとき喋る」とか、「寝相がすごい」とか言われてました。起きてるのか寝てるのかわからないレベルだそうです。


ナルコレプシーと関係があるのかはよくわかりません。ただ、私と同じ部屋になったら毎晩つらいと思います。みんなほんとごめんね。


f:id:momoyo-haraguchi:20180125200242j:plain:w500

こんなのもらったりもしたよ。

おわりに

私の自衛隊生活は3年間で終わりましたが、今でも入ってよかったなぁと思っています。苦労したこともありましたが、楽しかったです。


辛くて苦しいこともたくさんあったはずなんですけど、人間以外と楽しいことばっかり覚えてるもんですね。


もうすぐ春が来ます。自衛隊にも新入隊員が入る時期ですね。今年自衛隊に入るみなさんが、良い自衛隊生活を送れるように願っています。